なんでも挑戦! 入社2年目 Japan AWS Jr. Champions 2025選出のウフル若手社員インタビュー


AWS公式育成プログラム「Japan AWS Jr. Champions」に、ウフルの若手社員ふたりが選出されました。
社会人1~3年目の若手が対象となるこのプログラムは、資格取得や実務スキルだけでなく、コミュニティ活動や外部発信を通じて“次世代のリーダー”を育てることを目的としたAWS公式の取り組みです。

今回はそんな鈴木さんと廣田さんに、AWSと出会ったきっかけから、Jr. Championsを目指して歩んできた道のり、そしてこれからの目標について伺いました。

(写真左)鈴木さん:ウフル2年目
好きなこと:サイクリング・カラオケ・睡眠
好きなAWSサービス:Amazon Connect、Amazon Lex、AWS CDK
Xアカウント:@ysuzuki_uhuru

(写真右)廣田さん:ウフル2年目
好きなこと:筋トレ・飲みやすいプロテイン探し
好きなAWSサービス:Amazon Connect、AWS Lambda
Xアカウント:@hirota_uhuru

ウフルでは何をしていますか?

鈴木さん:主な業務は、Amazon Connect とSalesforce を使ったコンタクトセンターの構築や連携支援です。
これまでに AWS CDK を活用したコールセンター向けの追加機能開発や、Amazon Connect × Amazon Lex × Salesforce を組み合わせたデジタル医療向けの AI コンタクトセンターサービス構築などにも携わっています。

廣田さん:Amazon Connect と Salesforce を使ったコンタクトセンター案件の追加開発や、Amazon Connect に関わる機能検証です。
加えて、学習ポータルサイトの保守案件では追加のAPI機能を開発したり、一部インフラ構成の改修に携わったりもしています。

AWSに興味を持ったきっかけ

廣田さん:大学時代は AWS を耳にした程度で実際に触れる機会がないくらいでしたが、ウフルに入社して参加したパートナー企業の新卒向けトレーニング「AWS New Grads Training」でAWSってすごい…!と強烈に興味を持ちました。

鈴木さん:大学院の頃、自分の研究でなんとなくAWS サービスを使っていたんですが、当時たまたま見た映画『すずめの戸締まり』のエンドロールで大きく「AWS」の文字が流れてきたことで印象に残り、「AWSって一体どんなところに関わっているんだろう?」と興味を持つようになりました。
廣田さんと同じようにウフル入社直後に参加した AWS New Grad Training で、改めて AWS の幅広い可能性を感じました。

二人が選出されたJapan AWS Jr. Championsって?

廣田さん:AWSパートナー企業の若手(社会人1~3年目)から、学習・挑戦・発信を続ける人材を選出するAWS公式プログラムです。
資格取得やAWSを使った実務だけにとどまらず、イベントでの登壇や、ワークショップなどアウトプットを後押しし、次世代のテックリーダーを育てることを目的にしています。

選考条件
社会人歴:社会人として働き始めてから3年以内
認定資格:
・AWS Certified Cloud Practitioner(必須)
・AWS Certified AI Practitioner(必須)
・その他の認定資格2つ以上
・AWSに関する活動等

Jr. Championsを目指すきっかけ

画像:左から廣田さん、先輩の大穂さん、鈴木さん Amazon S3のポーズ

廣田さん:ウフル入社後、新卒研修が終わり今の部署に配属されてから、Amazon Connect に詳しい先輩(写真中央の大穂さん)の影響や、同期たちに感化されたことが大きかったです。
AWS認定資格の取得や日々の業務での成功体験を積み重ねる中で、少しずつ Jr. Championsに興味を持ちました。

社外も含め多くの人たちと交流することが好きなので、そういった場のきっかけになる点も魅力だし、僕のように情報系出身以外の未経験者でもできるということを示すことで、後に続く後輩たちの目標になれたら良いな、と思ったのが Jr. Championsを目指すモチベーションになりました。

鈴木さん:ウフルの先輩の大穂さんが Jr. Champions を勧めてくれたことも大きなきっかけで、せっかくなら挑戦してみたい!と思うようになりました。
さらに同期の廣田さんと「一緒に目指そう」と決めたことが大きなモチベーションになりました。

自分一人だったら尻込みしていたかもしれませんが、同期と支え合いながら走れたことで、最初の一歩を踏み出せました。

🔗参考:大穂さんインタビュー 新卒入社からわずか1年でAWS Jr. Championsに選出

Jr. Championsを目指すために取り組んだこと

廣田さん:まず一番大きかったのは業務の中での学びですね。
Amazon Connect を実際に触ってコンタクトフローを組んでみたり、EC2 の OS 移行を経験したり、大規模案件の保守で CLI を活用して設定の効率化を図ったりと、現場で得た知識やスキルをそのまま糧にしました。
そのうえで、学んだことをアウトプットすることも意識していました。
Qiitaに投稿したり、社内のDocBaseにまとめたり。
Amazon Connect の設定を CLI で一括変更する方法や、Amazon Lex を使ったチャットボット開発など、自分が手を動かして得た知見を発信することで理解も深まりました。

鈴木さん:同じく実案件で経験を積むことですね。
配属直後は Amazon Connect と Salesforce を連携したコンタクトセンター構築に取り組みました。
その後は Amazon Lex や AWS Lambda を組み合わせて、音声認識型 IVR(自動音声応答)を備えた柔軟なコンタクトセンターを構築するなど、現場を通じて実践的に学びました。
並行してアウトプットも意識しました。部署内の木曜勉強会で共有したり、Qiitaに記事を投稿したり。社内外にナレッジを残すことで「学びを資産に変える」ことを意識しました。

参考🔗:ふたりが投稿するウフルのQiitaページ

取得資格と勉強法

廣田さんの取得資格
・AWS Certified Cloud Practitioner
・AWS Certified AI Practitioner
・AWS Certified Solutions Architect – Associate
・AWS Certified Developer – Associate


廣田さん:
資格取得のための勉強の進め方としては、まず ウフルが契約しているオンライン研修の動画で全体像を掴み、その後、模擬問題に取り組んでみて、わからない箇所が出てきたら ChatGPT に壁打ちする、という流れで勉強を進めました。

画像:GPT相手に「理解できてないこと」や「どこまで理解できているか」を壁打ち

さらに AWS のマネジメントコンソールを自分で触って「ここにこういう設定があるのか」と確かめるのが、記憶の定着にかなり効果的でした。

資格は最初にAWS Certified Cloud Practitioner、AWS Certified AI Practitioner、その後 AWS Certified Solutions Architect、AWS Certified Developer と進めて取得しました。
動画と実践と壁打ち、この三本柱で効率よく学習できたと思います。

鈴木さんの取得資格
・ AWS Certified Cloud Practitioner
・AWS Certified AI Practitioner
・AWS Certified Solutions Architect – Associate
・AWS Certified Developer – Associate
・AWS Certified SysOps Administrator – Associate
・AWS Certified Machine Learning Engineer – Associate
・AWS Certified Data Engineer – Associate


鈴木さん:
同じくオンライン研修講座で基礎をインプットし、すぐにハンズオンで手を動かすことですね。
そのあと間を空けずに模擬問題を解いて理解を深める。このサイクルを意識して回していました。
理解できない部分は生成 AI に質問し、Markdown 形式でノート化して整理しました。

画像:Markdown 形式で知識データベースを作成し整理

鈴木さん:学習を続けるうえで、「すぐに試す」「短いサイクルで回す」というリズムが特に効果的だったと思います。
資格は必須のAWS Certified Cloud Practitioner とAWS Certified AI Practitioner に加えてAWS Certified Solutions ArchitectやDeveloper を取得しました。

Jr. Championsに必須の資格も併せて、期限までに計7つの資格を取り切れたのは、自分でも大きな自信になりました。

コミュニティ活動・Qiita記事

廣田さん:Amazon Connect の魅力を伝えるために「コンタクトセンター・ハンズオン」企画を立ち上げました。
AWSを扱うエンジニアの中でも、Amazon Connectは名前は知っていても実際にどう使うのか知らない人が多かったので、実際に触れてもらう場を作りたかったんです。

鈴木さん:他にも、Amazon Connect の「ルーティングプロファイル/キュー」を AWS CLI で一括変更する方法や、チャットボット開発の実践などアウトプットを心がけています。

廣田さん:学んだことは、内部外部を問わずアウトプットすることを常に意識しています。
自分の経験が誰かの参考になったら嬉しいですし、コミュニティ全体を盛り上げることにもつながると考えています。

画像:鈴木さんと一緒にアイデアソンを企画した先輩社員

鈴木さん:社内のAI アイデアソンの運営にも関わり、AWS のサービスをどう活かせるかを考える機会になりました。社内外に発信を続けることで、自分の学びを循環させられていると感じています。

参考🔗:入社2年目の挑戦 生成AIアイデアソンを企画した若手社員インタビュー

学生向けインターンやお客様向けセミナーでも活躍

廣田さん:Jr. Championsを取得してからは、就職活動中の学生に向けた1dayインターンや、AWS様と連携したお客様向けのセミナーでハンズオンを行うなど、業務の幅も広がっています。
ハンズオンでは、AIとクラウドを活用して効率的かつ高品質なお客様対応を実現する「次世代コンタクトセンター」 をテーマに、参加者の皆さんに実際の仕組みを体験していただきました。

鈴木さん:まず AIが問い合わせ内容を自動で理解・回答する仕組み を組み込み、セルフサービス型の応答を体験できるようにしました。
そのうえで、日本語対応のチャットボットを作成し、電話の内容を正しく認識して適切に応答する流れを構築しました。
用意したテンプレートを現場の環境に合わせて編集し、電話番号に紐づけて実際にIVR(自動音声応答)が稼働する様子も体験していただきました。

画像:セミナーのリハをするふたり

廣田さん:デモでは、Amazon Connect と Salesforce を連携させたコンタクトセンターの一連の流れ を紹介し、かかってきた電話をリアルタイムで文字起こし・要約する機能や、不適切なクレーム(カスハラ等)を自動検知して即時に通知する仕組みを体験してもらい、最新のAIコンタクトセンターの価値を実感いただきました。

今後挑戦したいこと

廣田さん:これからは対外的な活動をもっと広げたいと思っています。
ハンズオン企画をコミュニティ外の人にも知ってもらえるようにしたり、X での発信を通じて自分自身や会社の存在をもっと多くの方に届けていきたいです。
AWS さんとの連携もさらに深めて、案件だけでなく幅広い活動を一緒に進めていけたらと考えています。また、資格はまだ5つしか持っていないので、全12個を制覇するのが当面の目標ですね。

鈴木さん:同じく対外的な活動をさらに広げたいと思っています。
Jr. Champions 内でのハンズオン企画やイベント運営を通じて、より多くの人に AWS の面白さを伝えていきたいです。
加えて、AWS さんとの連携を深め、社外イベントや共催企画にも積極的に関わっていきたいと考えています。

廣田さん:一番大事にしているのは「難しいと思えることでもチャンスが来たら挑戦する」という姿勢です。
今回の選出も運が良かった部分はあると思いますが、勇気を持って挑戦したからこその結果でした。
これからもその気持ちを大切にしていきたいと思っています。

鈴木さん:引き続き資格取得を継続し、学びのサイクルを止めないことを大事にしたいですね。
何より大切なのは
「なんでも挑戦!」 という姿勢です。次は、Japan AWS Top Engineersに挑戦したいです。
この経験を後輩へつなげて、次の Jr. Champions を生み出す土壌をつくっていきます!

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