
ウフルは、「ビジネス(事業開発力)/クリエイティビティ(企画・構想力)/テクノロジー(技術力)」をあわせ持ち、企画から開発、制作・実装までを一気通貫で支援できる会社です。
データをもとにAIを活用し、これまでのノウハウを凝縮した自社サービス群「CUBE 01」と、それらと連携するパートナーサービスを組み合わせることで、企業や自治体が抱える課題解決を支援しています。
その最前線でコンサルティングを行い、事業づくりを構想策定から実証、実装まで一貫して伴走支援するのが、事業開発ユニット(Business Development Unit、以下 BDU)です。
今回はそんなBDUから、主に自治体案件を担当する廣羽さん、サウジアラビアなどグローバル案件をけん引する藤木さん、そしてBDU全体を統括する田中さんの3名に、仕事の魅力や成長、求める人物像について聞きました。
普段の業務と同様、この記事では社員の名前を「さん」付けで記載しています。
BDUの取り組み一例:

前職では映像関連の仕事に携わり、自動車メーカーや製造業の案件を担当してきた廣羽さん。
「自分の企画力をより発揮できる環境に挑戦したい」と考えるようになり、ウフルへ転職されました。
多様なバックグラウンドを持つ社員が集まる環境に魅力を感じたといい、現在はウフルのデジタルマップ「elcompath(エルコンパス)」のPMを務めながら、事業開発ユニットの一員として自治体案件を中心に課題の深掘りから実証・実装までを担っています。
現場に寄り添いながら、自治体課題を解決する仕事の魅力について語っていただきました。
BDUは、一言でいうと“課題を一緒に整理して形にしていくチーム”です。
自治体でも民間でも、まずは相手の話を聞くところから始まります。表に出ている課題の裏に何があるのかを探って「こうするのはどうでしょう?」と提案して解決策を形にしていきます。
必要なら実証実験もやりますし、その先の実装や継続した課題解決につなげるのが僕たちの仕事です。
営業からの案件だけでなく、自分たちから自治体に出向いて関係を広げ、仕事を作る場面も多いですね。
これまでの案件で特に印象的だったのは、経産省の事業「未来の教室」の一環として、和歌山県内の中学生を対象にAIを活用して行った教育プログラムです(経済産業省「未来の教室」実証事業を実施)
多くの生徒にとってAIに触れるのは初めてで、先入観なく素直に向き合う姿勢や、こちらがハッとさせられるような発想に何度も驚かされました。
自分とは異なる世代と直接対話しながら、学びや成長がその場で見えていく体験は、とても印象に残っています。
一方で、こうした取り組みを一度きりで終わらせず、どうやって横展開し、継続していくかという難しさも強く実感しました。
もう一つは、和歌山県すさみ町で実施した防災実証「デジタル避難訓練」です(和歌山県すさみ町の地元住民と共同実験 津波を想定した「デジタル避難訓練」)。
住民の方々と直接話す中で、机上で考えているだけでは見えてこない課題がたくさんあることを改めて感じました。
自治体が「課題だと思っていること」と、住民が実際に困っていることが必ずしも一致していないケースも多く、現場に足を運んだからこそ本当に必要な打ち手が見えてきた案件だったと思います。
お客様と向き合うときに大切にしているのは、“翻訳”することです。
地方自治体の職員、住民の方々、有識者や研究者、そして自社のエンジニア。それぞれ立場も視点もまったく違うので、同じ言葉を使っていてもゴールが違うことが多いんですよね。
だからまずは、それぞれの背景や考え方を理解したうえで、「何が課題で、誰にとってどんなメリットがあるのか」を整理していく。そのうえで、開発チームにもお客様にも伝わる形に落とし込み、両者のギャップを埋めていくことが自分の役割だと思っています。
その結果として、ウフルとしてどんな価値を提供できるのかまでつなげていくことを意識しています。
多様な人が集まっているからこその柔軟さ、スピード感、ちょっと“尖った提案”ができるところですね。これは、大手コンサルには真似しづらい部分だなと感じています。
また、サービスを導入して終わりではなく、前後含めてずっとお客様と並走できる文化はかなりウフルらしいと思います。
現場に出て手応えを感じながら仕事ができるのも、この会社の良さだなと感じています。
他にもありますね、挑戦に対して寛容なところ。理屈が通ればやってみようよ、という空気はすごくあります。
お客様が抱える課題の本質を見極めて形にし、自分たちの技術で解決していく一連のプロセスにやりがいを感じています。
前職では、良くも悪くも「全部自分でやる」場面が多かったのですが、ウフルではアイデアを出すのが強い人、データ分析に長けた人など、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーがいて、それぞれの力を借りながらプロジェクトを前に進めていける環境があるんですよね。
だから自分は、現場に足を運び、いろいろな立場の人とコミュニケーションを取りながら課題を整理し、アイデアを形にしていくという、自分の得意分野に集中できています。
ウフルでは裁量と責任がある分、自分が積みたい実績を積める環境でもありますし、自分の得意分野や描いている将来像に仕事を寄せていける感覚もあります。
簡単な仕事ではありませんが、その分学びも成長も大きい。だからこそ、これからもウフルで挑戦を続けていきたいと思っています。
一緒に働く人に求めることは、“動けること”ですかね。
営業からの案件を待つのではなく、自分で動いて仕事をつくることもできるし、社内でアサインを取りに行くこともできる。
動き方は人によって違っていいと思っていますが、とにかく自分から動ける人が求められていると感じます。
もちろんコミュニケーション力も大切ですが、何かに強く特化しているタイプも歓迎してくれる環境があるので、メンバーはかなり個性的です。
いろんな人が互いの得意不得意を補完し合う前提なので、まず自分の強みで走れるかどうかが大事ですね。

ウフルに来る前は大手家電メーカーにて、マーケティングや新商品の企画・プロモーションに携わってきた藤木さん。
将来的な独立を見据え「企業の看板ではなく、自分自身の力を試したい」という思いからIT業界への転身を決意しウフルに転職されました。
現在はサウジアラビアでのプロジェクトから政府機関の案件まで、前例のないテーマに挑み続けています。
要件が固まっていない状態から地図を描き、場をつくっていくことの難しさと面白さについて語っていただきました。
これまでかかわってきた中で特に印象的だったものは、総務省の案件です(スマートシティ推進に向けたパーソナルデータ活用の観光・防災実証実験を実施)。
この世にまだ存在しない概念を、とりあえず実証という形で具現化するというもので、ムーンショットと現実のバランス取りがとにかく難しかったですね。
総務省の職員や有識者、自治体、開発会社…と関係者が多く、法律の制約もある一方で、法改正を見据えた提言が求められていたので、法律・国内外の事例・技術のインプットをしながら、関係者皆が合意できるラインを描く、という仕事でした。
0から1を創り、前例がないことにチャレンジする難しさを学びました。
BDUの案件は、要件が固まっていない状態から始まることが多いので、「解像度の切り替え」がすごく重要だと思っています。
お客様に対しては、とにかく踏み込んで話を聞く。
表に出ている要望だけだと、ふわっとしたアウトプットで終わってしまいがちなので、「この人の関係者はどんな人で、それぞれのミッションは何なのか」まで含めて理解しにいくことを心がけています。
一方で、プロジェクト運営は冷静に引きで見る必要があって、「この要件変更、本当に今やるべきなのか?」「このスコープで期日に間に合うのか?」と立ち止まって冷静に考え、必要なら自分もプレイヤーとして動きつつ、全体の舵を取ることを意識しています。
お客様とかかわるときは踏み込んでウェットに、プロジェクトを管理するときは引きで見てドライに、2つの視点を行き来することが、BDUのPMには求められている気がします。

(画像:在サウジアラビア日本大使館にて森野泰成駐サウジアラビア日本国大使と)
先日、急遽サウジアラビアのプロジェクトへのアサインが決まり、現地へ出張することになりました。笑
現地でお会いした方は、大手商社の社長や大手プロダクションの幹部、大使館関係者や王族クラスの方々で、「いや僕、役職もないペーペーですよ?」と言いたくなる人たちばかりでした。
とはいえ、「向こうが合わせてくれるだろう」と甘えると、商談相手としては見てもらえないのが現実なので、英語でのコミュニケーションはもちろん、「この人たちはどんな景色で世界を見ているのか」を想像しながら、必死にくらいついていました。
自分の国を背負ってグローバルな場で戦っている人たちの中に、どう入り込むかを考え続けた一週間で、一皮も二皮もむけた感覚があります。
BDUで一番必要だと思っているのが、僕の造語なんですが「変応力」です。
よくいう「適応力」は、環境にうまく従う力ですが、僕たちの仕事は、環境が整ってから動いていると遅いんですよね。
サウジでの座組づくりも、総務省の制度設計も、「場を作る側」に回らないと意味がない仕事ばかりです。
受託だからといって与えられた要件にだけ従うのではなく、「こういう座組なら日本にもメリットがある」「こういう仕組みなら社会が前に進む」という絵を、自分たちで描いて提案する。そのために、場の空気をあえて止めてでも流れを変えて対応する、そこまで含めての「変応力」なんだろうなと思っています。
ウフルは、一応のれん上はソフトウェア企業ですが、ハードのエンジニアもいれば、デザインチームもいるし、バックグラウンドがバラバラな人の集合体です。
実証実験で「本番アプリはいらないけど、利用イメージは見せたい」という時に、デザインチームがモックをすぐに形にしてくれたり、3Dプリンタでハードを試作してくれるような会社です。こういう「まず形にして触ってもらう」動きが社内だけで完結できるのは、かなりの強みだと思っています。
BDUの仕事は、前例のないテーマに向き合うことが多いので、「まず手触りを作る」スピード感はすごく大事で、そこに社内のスキルセットの幅が効いている感覚があります。
お客様の幅も広く、常に新しいことに挑みながらお客様の課題を解決していくことがやりがいです。
整った環境に適応するんじゃなくて、環境そのものを自分でつくりにいく過程が腕の見せ所でもあるし、この仕事の醍醐味だと思っています。
いろんなタイプの人に入ってきてほしいですね。
これまでも様々な個性の人が増えたことで、BDUとしてできることが広がってきました。
そのうえで、最低限必要だと思うのはメンタルと会話力です。
ほぼみんな未経験の領域に放り込まれるので、「知らないけどやる」モードで食らいつけること。
それから、お客様とのウェットな会話や、自分で提案書を書いてプレゼンして仕事を取り、自分で回す、という個人事業主的なマインドもとても大切かと思います。
サウジも総務省も自治体案件も、「前例のないテーマに対して、場を作り、地図を描き、みんなで走る」という一点でつながっています。
やったことないを言い訳にせず、そういうカオスを「面白い」と思える人にとって、BDUはかなり刺激的なフィールドだと思います。

BDUをまとめる執行役員の田中さんは、チームを「まだ形のない課題を0→1で具体化する集団」と語ります。
好奇心と自分の頭で考える力を武器に、課題の本質を捉えてビジネスに落とし込む、その思考がBDUの文化をつくっていくと語ります。
ウフルの事業開発チームは、お客様がまだ言語化できていない課題を一緒に整理して、サービスやビジネスに落としながら、解決していくことが役割です。
完成したソリューションを売るのではなく、「課題の深掘り → 構想づくり → 実証 → 実装」の全体を設計する。
この中でも、深堀りから構想に落とし込んでいくところでは、単純な1:1対応な紋切型の解法を導くのではなく、一度視点を変えてゼロから考えることが求められます。
というのも、お客さまの感じてらっしゃる課題の本質は、実はもっと別のところに存在しているケースが多分にあるからです。
とはいえ、誰も思いつかないような斬新なアイデアが必要になるというわけではありません。
世の中、ほんの少し視野を広げて、今まで繋がっていなかったもの同士を繋げるだけで、ガラリと変わるものって実はすごく多いです。
形は様々ですけれど、デジタルの発展の根本は、これまで繋がらなかったものを繋げられるようにするということだと思っています。
フレームワークや“業界の当たり前”をそのまま信じるのではなく、「本当にそうか?」と自分で考えられること。
それこそ、通勤中に目に入る電車の中吊り広告ひとつとっても「なぜこの広告が気になったか?」と深く掘れるタイプがBDUに向いています。
さらに、お客様の期待に応えつつ、その中に2割くらい「自分のやりたいこと」や興味を忍ばせられると強いですね。
和歌山県白浜町の観光防災マップに町の歴史コンテンツを入れて奥深さを出したり(白浜町へ関西初の観光防災デジタルマップ提供)、大手住宅メーカー向けに自身の趣味であるCADのスキルを持ち込んで提案したメンバーもいました。
ひとりひとりの好奇心から生まれる“ひと工夫”が仕事の幅を広げるし、それがウフルの個性だと思っています。
昨今ですと、通り一辺倒な調査ならAIがほんの数秒で、それなりの精度で行ってくれます。
でもそこから生まれるのは統計的に導き出された模範解答でしかありません。
そこに個々人の個性が反映されることで、そこに人を惹きつける魅力や熱量が発生し、結果としてよりよい解法となったりしますので。
こういったそれぞれの異なる意見を、融合し合い、発展させる。そんな柔軟性をもって動ける人には楽しい環境なんじゃないかとは思います。
ウフルの事業開発ユニット(BDU)は、様々なクロスオーバーを楽しみながら、挑戦できるフィールドです。
課題を見極め、形にし、社会を前に進める仕事に挑みたい方、私たちと一緒に、新しい価値をつくっていきませんか?
パラダイムシフトの起きている今だからこそ、現場に入りつつも上流から提案できる、そんな働き方を楽しめる環境がここにはあると思います。