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ウフル社員レポート:2023年新卒社員が入社後1年間を振り返ってみた
こんにちは。ウフルでフロントエンドエンジニアをしている入社2年目の高田です。
私は2023年に新卒でウフルに入社し、今年の4月でちょうど新卒1年目が経過したのでどんな1年だったかを振り返り、紹介したいと思います。
ウフルに入社するまでは、大学でアルゴリズムや機械学習、コンピュータサイエンスを学んでいました。ウフルに入社しようと思ったきっかけは、もともとIoTの領域に興味がありネットワークの知識やセンサーなどのデバイスの知識を深めたいと思ったからです。
画像:入社前懇親会の際の写真
入社してから今までを振り返る
入社後、研修期間が3ヶ月間ありました。
技術研修ではLinux、Java(SpringBoot)、HTML/CSS、SQL、Webアプリケーションの基本的な構成などを学びました。LinuxやJavaは大学で学習していたのですが、Web系の開発はまったくの未経験だったので、「HTMLとは」「HTTPとは」「APIとは」といったことからの勉強でした。
また、研修の最後にはウフルが拠点を構える和歌山県 白浜で自社サービスの視察やチームごとのハッカソンを行いました。
自社サービスが実際に自治体で活用されている現場を見学し、お客様へ貢献していることを実感しました。
また、普段接することない社員の皆様とも交流することができ、非常に有意義な経験となりました。
【ウフル】和歌山で社内ハッカソンを実施しました!
(画像:白浜でのハッカソンの様子)
入社後3カ月で配属
7月から現在の部署に配属されましたが、配属後すぐは既存案件のシステムのテストがメインのタスクでした。
最初は開発に直接関われないことにもどかしさを感じていましたが、システムの構成やテストする際の観点などを学ぶことができ、今振り返ってみると良い経験ができたなと思っています。
入社後6か月で案件にアサイン
10月ごろからは日本の大手企業で構成される経済団体に対する「Slack」の導入案件に参加しました。
この案件も開発案件ではありませんでしたが、見積からプロジェクト計画、実装、テスト、検収までを経験し案件の一連の流れを掴むことができました。
また、業務を通じて社内のさまざまな部署の人と関わり協力することで、ウフルが大切にする価値基準の「枠を超える」そして「違いを楽しむ」を体現することができました。
初めての開発へのアサイン
1月からはCO2利活用関連のPoC案件のフロントエンドの開発を担当しました。これが私にとっての初めての開発案件で、勉強しながらの開発で忙しかったですが、今までで一番学びも多く楽しかった案件です。
(画像:勉強のために、先輩や友人に勧められて読んでみた書籍です。VueとWeb周りの基礎の理解に非常に役に立ちました。)
1年間で成長を実感
この一年で一番嬉しかったことは、案件でフロントエンドの開発に取り組んでいる時の体験でした。
最初は不慣れで手探り状態だった私が、学習や質問を重ねる中で徐々にコーディングのスピードが向上していくのを実感しました。
新しく技術を習得したりベストプラクティスを理解していくうちに、コードを書く際の考え方やアプローチがより効率的になっていきました。そしてその成長を先輩に褒めていただいた時はとても嬉しかったです。
わからないことは素直に質問する 自己完結型の仕事をしないこと
私は以前から、他人に教えを乞うことがあまり得意ではなく、自分で調べて解決しようとする癖がありました。
その結果、効率が悪く無駄に時間を費やしてしまうことが多々ありました。
そのことを先輩に相談した際「わからないことがあったら時間を決めて(15分)一度自分で調べてみる。その上でわからないことがあれば、”ここまでは調べたのですが、ここがわかりません。”と質問するといいですよ」とアドバイスをもらいました。
それからは素直さを心掛けて仕事に取り組むようになり、積極的に質問や相談をするようにしました。
先輩から得られることは多く、質問した時にこちらが期待していた以上のことを教えていただけることもあります。
何もわからない状態の新卒1年目は積極的に先輩に質問していくことが重要だと感じました。
(画像:先輩への質問)
(画像:先輩からの回答)
また、仕事をするうえで学んだ知識や発見があった際は、その知識を自分だけのものにせず、積極的にウフル社内の「DocBase」に投稿し、皆とナレッジを共有することも心掛けるようになりました。
情報を整理しながらメモを取る
学生時代からメモを取る習慣はありましたが、社会人になってからは重要な情報のみを効果的に記録し、要点を把握できるような綺麗で見やすいメモを取ることを意識するようになりました。
配属されたばかりの時は、言われたことや会話の内容をすべてメモしようとしていました。しかし会議中は多くの情報が飛び交い、すべてをメモしようとすると会話のスピードに追いつくことができません。結果として後から見返した時に非常に見づらいメモになってしまうことがよくありました。
メモを取るときには、すべてを書くのではなく、重要なポイントやキーワードを整理することが重要です。そのように意識するようになってから、メモに残すべき情報を取捨選択する中で要点を見つける力が身についたと感じています。
1年間で感じた成長の機会
・上流から下流まで一気通貫で経験することができ、包括的なスキルを身につけることができる。
・幅広い技術に触れることができ、多様な知識と経験を積むことができる。
・柔軟な働き方が可能で、ワークライフバランスが取りやすい環境がある。
・配属後は正式な研修がないため、自己学習とOJTでスキルを高めることが求めらる。
・案件によって忙しさがまちまちなため、自己管理のスキルと柔軟に対応する能力が求められる。
これからの目標
1年目は振られたタスクをこなすことに必死になってしまいました。
しかし単にタスクをこなすだけでなく、プロジェクト全体の流れやプロジェクトの目標を理解することの重要性に気づきました。
2年目は気持ちにゆとりを持って全体像を見渡せるように意識して仕事に取り組んでいきたいと思います。
今後3年ほどで、フロントエンド、バックエンド、インフラなど幅広い領域の技術に一通り触れ、マルチに活躍できるフルスタックエンジニアになれるようより一層頑張っていきたいと思います。