今回は、ウフル創業初期に入社し、その後卒業した阿部さんと、現在もウフルで活躍する小林さんの対談をお届けします。ウフル創業当時の雰囲気や転換点、そして今も変わらないウフルの原点について語っていただきました。
(写真左)阿部さん:2008年ウフル入社 当時CTO
(写真右)小林さん:2007年ウフル入社 営業、プリセールス部門のマネージャー
阿部さん:僕がライブドアに勤めていた頃、当時ライブドアの副社長だった園田さんと出会ったことがきっかけですね。
ライブドアを辞めた後、1年くらいフリーランスをしていましたが、その間も園田さんと連絡を取っていました。
当時、ウフルを立ち上げた園田さんから「エンジニアのとりまとめるために力になってほしい」と声をかけてもらい、そこからウフルにジョインすることになりました。
小林さん:阿部さんは、ウフルに入社する前から何度もオフィスに遊びに来てくれていましたよね。
阿部さん:当時のウフルはまだ社員が10人もいなかった頃でしたが、和気あいあいとしていて、社員同士の距離も近く楽しくて自由な社風だなと感じていました。
社外の人も出入りしやすい雰囲気がありましたね。
小林さん:そんな中で、正式にウフルに入社を決意した理由は何だったんですか?
阿部さん:やっぱり園田さんがおもしろい人だったからですね。
ウフルには、ライブドア時代のカルチャーもあって、自由度が高く、僕自身いろんなことに挑戦できる環境があると感じたのが大きかったです。
当時の僕は、会社経営や組織作りの経験がなかったので、それを学べる良い機会だと思いました。ただ、ウフルには当時さまざまな課題がありましたね。
阿部さん:当時のウフルは社員数が少なく、事業もまだ模索中の状態でした。当時はmixiやFacebookが台頭する中で、ウフルもSNS事業を展開していましたが、なかなか収益化は難しかったですね。
小林さん:まさに僕は当時のウフルでその営業をやっていました。そこからセールスフォースへと舵を切ることになるわけですよね。
阿部さん:そうですね、その頃、僕が関わっていた外資系クライアントがセールスフォースを使っていて、それを見たときに「これは可能性がありそうだ」と直感的に思いました。それで園田さんに提案したんです。
阿部さん:セールスフォースを初めて見たとき、UIや仕組みがすごく面白いと感じました。当時のウフルには新しい事業の柱が必要だったので、まずはその一つとしてこれをやってみようと。
小林さん:当時、よくわからないながらも、まずは自社で導入して使い始めたことを覚えています。僕自身も認定資格を取ってすぐにセールスフォースの開発事業を始めました。今振り返ると、その決断が今のウフルの基盤になっていますね。
阿部さん:最初は小さな案件から始めて、少しずつ拡大していきましたね。確か最初の案件は小林さんが取ってきましたよね。
小林さん:そうでしたね。渋谷の会社だったかな、懐かしいです。
阿部さん:セールスフォースの売り上げは、最初は全体の1割程度でしたが、翌年には3割、その後はウフルのメイン事業になりました。
小林さん:拡大していった背景には阿部さんの技術ブログの影響も大きかったですよね。エンジニアや企業が参考にして、問い合わせが増えました。
阿部さん:そうですね。当時はまだ世の中にセールスフォースの情報が少なくて、困っているユーザーが多かったので、毎日こつこつと記事を書いては公開していました。
小林さん:それがウフルの信頼につながったんですよね。取引先も皆そのブログを見てくれていて、そのころから有識者がウフルにいるという信頼感がウフルのプレゼンスを上げていたと思います。
阿部さん:当時は毎日がむしゃらに働いた記憶がありますね、会社も急成長していたころでしたが、あまり客観視することはなく、ひたすら皆で目の前の案件と向き合っていましたよね。
気付いたら、知らない人が次々と入社し始めて、社員数も10名程度から、50人、100人とあっという間に組織が大きくなっていきました。
小林さん:そうですね。引き合いも多く、とにかく目の前のお客様と向き合いながら必死に働いていた記憶があります。気が付いたら売り上げも上がって社員も増えていたという印象だったかな。
阿部さん:ウフルの強みは、ライブドアのカルチャーから続く「突き抜ける力」ですね。普通だったら躊躇するような新しいテーマにも、面白そうだと思ったらまずは挑戦してみる。この精神が、ウフルの成長を支えてきたと思います。
小林さん:確かに、ただ技術を追求するだけではなく、どうやったら楽しく、わかりやすくなるかも同時に考えて動いていましたよね。
阿部さん:そうですね。最初から完璧を求めるのではなく、まずやってみることが大事。さらにそれを自分たちが楽しみながらわいわい試しているうちに、自然と形になっていくのがウフルの良さだったと思います。
小林さん:あとは、常にお客様目線を大事にしてるところも変わらないですよね。エンジニアのためのシステムではなく、最終的に使うのは非エンジニアのお客様。その方々にとって本当に使いやすいものを提供することを意識しているし、今もそこは変わっていないです。
阿部さん:小林さんが営業と実装の両方をやっていたのも、その姿勢を体現していたと思います。技術面とお客様との橋渡し役として、お客様に寄り添う姿勢は今もウフルのDNAとして受け継がれていると思います。
阿部さん:ウフルの原点は、社名のウフルもスワヒリ語の自由という意味であるように、自由でのびのびした社風だと思いますね。それはやっぱり代表の園田さんのキャラクターそのものだと思います。
小林さん:ですね。それぞれの役割をしっかりと果たしていれば、細かいことは自由にやらせてくれる雰囲気はありますね。自由でのびのびした雰囲気が根付いているのも園田さんの影響が大きいと思います。
阿部さん:その自由さがウフルの柔軟性につながるのかなと感じます。良くも悪くも新しいものに対する感度が高く、それが会社の方向性を決めてきた部分が大きいですね。その”ミーハーさ”が当時セールスフォースを取り入れることにもつながったわけですしね。
小林さん:そうですね。なんだかよくわからないけど、とにかくやってみる!という姿勢は僕自身も園田さんから学び、これまでもこれからも実践していきたいと思っています。
阿部さん:僕にとって、ウフルでの経験はすごく大きかったです。ウフルを卒業したあと、様々な企業を経験したり、独立して事業も立ち上げたりしてきましたが、園田さんを見てリーダーとしての在り方を学びました。もともと僕はギーク寄りの人間だったので、営業やリーダーシップに関してはウフルで大きく成長できました。
小林さん:園田経営塾一期生ですよね(笑)
阿部さん:園田さんは細かいことを口にせず、背中で見せるタイプですよね。社会人として、園田さんの立ち振る舞いを見て学ぶことは本当に多かったですね。逆に部下が失敗した時は、僕の知らないところでかばってくれていたり、守ってくれていたこともあり、それを後で知るということもありました。
小林さん:そんな阿部さんがいなければ、今のウフルはなかったと思います。特にセールスフォースの事業を軌道に乗せた背景には阿部さんの功績は大きいです。
阿部さん:ウフルの一員としてあの頃を過ごせたことは、僕にとっても大切な思い出ですし、今の仕事にも活きています。ウフルがこれからも成長していくことを願っています!
ウフルは創業時3人からスタートし、今では200人規模の会社へと成長しました。阿部さんが語るように、ウフルには挑戦を楽しみながら成長できる環境があります。ウフルでの経験は、きっとあなたの未来の可能性を広げるはずです。新しい一歩を、ウフルで踏み出してみませんか?